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同志社大学大学院脳科学研究科 2012年度 サマープログラムを実施します。

'12年6月28日 更新
同志社大学大学院脳科学研究科では2012年度サマープログラムを、本学の学部学生を対象として実施致します。このプログラムでは、脳科学に興味のある学生諸君に対し、夏休みの約1ヶ月の間、脳科学研究科のホスト研究室でインターンとして研究活動を体験する機会を提供いたします。

本プログラム参加学生として10名の学部学生を募集致します。在籍している学部は問いません。脳科学研究に興味があり、やる気のある学生からの応募を歓迎いたします。参加希望学生はホスト研究室を決めてから、下記の方法で応募してください。選考の結果、インターンとして選ばれた学生にはホスト研究室(学研都市キャンパス)で、スタッフの指導のもと、研究活動を体験して頂きます。ホスト研究室での実験はもちろん、各研究室で実施される勉強会・論文購読会への参加や、脳科学研究科内の研究発表会への参加も可能です。プログラムの実施期間中はホスト研究室の教員はもちろん、研究科の他の教員や卒業研究学生、大学院生とも交流の機会をもつ事が出来ます。また、プログラム終了時に参加学生全員によるポスターを用いた研究発表会を実施致します。

今年度のホスト研究室と実施予定の研究テーマ・実施実験内容等は下記を参照してください。

募集対象者同志社大学 学部学生
募集人数約10名
プログラム
実施期間
本学夏期休暇中
ただし、一斉休暇期間(8月11日〜19日)は除く
応募方法プログラムの参加希望者は、以下の2種類の書類を希望研究室名(第一希望、第二希望)と共にメールで脳科学研究科事務室までお送りください。締め切りは7月17日(火)です。一週間後に、選考結果をメールでお知らせいたします。脳科学研究科事務室にお送り頂く書類は日本語もしくは英語で作成してください。
なお、応募にあたり、ゼミ等に所属している場合は、事前に指導教授へ相談し、ゼミ活動等に支障がないようにしてください。

  1. 履歴書
    形式自由、ただし、次の項目は必ず記載すること。
    ①氏名 ②連絡先 ③学歴 ④過去に何を学んできたのか
    ⑤現在何を学んでいるのか

  2. 小論文「なぜこのサマープログラムに参加希望するのか?」
    A4一枚に上記について論じて下さい。
参加費無料(ただし、学研都市キャンパスへの交通費は自己負担となります。)
お問い合わせ
および連絡先
脳科学研究科 事務室
〒619‐0225 木津川市木津川台4-1-1
TEL:0774-65-6053
FAX:0774-73-1911
E-mail:jt-nkgjm@mail.doshisha.ac.jp


<神経回路形態部門>研究代表者:藤山 文乃

実施場所快風館
期間8月20日〜8月31日
受入可能人数4名まで
お問い合わせ先ffujiyam@mail.doshisha.ac.jp

研究テーマ
  1. 神経形態学の初歩を体験する
  2. ニューロン活動の解析法を体験する

神経回路形態部門では上記の2つのプログラムを提供する。希望者はどちらのプログラムを希望するかを明記の上、規定の応募方法をとること。

研究テーマ1 [神経形態学の初歩を体験する]
脳科学研究の発展は、さまざまな研究手法を生み出している。その中で形態学(解剖学・組織学)は、もっとも古い分野のひとつでありながら、最新の生理学・分子生物学的手法で明らかにされた脳の機能的な役割に対し、神経回路あるいは神経細胞、シナプスレベルでの、実体を与えることができるという点で、現在でも使用頻度の高い実用的な手法である。本コースでは、実際に生体動物(ラット)の脳を標本にする過程から、抗原抗体反応を使った免疫組織化学標本の作製、光学顕微鏡観察、写真撮影までの基礎的な手法を実地に体験することを目的とする。

研究テーマ2 [ニューロン活動の解析法を体験する]
細胞外記録法であるマルチニューロン活動記録法は、行動中の動物の脳から数百のニューロン活動を同時に記録することができる。マルチニューロン活動を解析するためには、まずそこから個々のニューロン活動を分離・抽出する操作であるSpike sortingが必要になる。更に、分離・抽出された膨大なニューロン活動から、行動あるいは外部刺激との関連性を解析し、ニューロンが何を表現しているのかを探求しなければならない。本コースでは、独立成分分析を応用したspike sorting法の簡易版を実際にmatlabでプログラミングする。更に、そこから得られる個々のニューロン活動に対して、汎化能力が高いため広く採用されている教師あり機械学習法のSVM(サポートベクターマシン)を活用した解析方法についても、簡易的なプログラムを作成する。ここで作成するプログラムは、マルチニューロン活動を解析対象としているが、脳科学に限らず様々なデータを対象とする解析に応用可能であり、独立成分分析やSVMの原理と操作方法を習得することを目標とする。参加者は、matlab、あるいは、c言語などのプログラミング言語に精通していることが好ましい。


<神経分化再生部門>研究代表者:水谷 健一

実施場所快風館
期間8月10日〜9月14日
受入可能人数3名まで
お問い合わせ先kmizutan@mail.doshisha.ac.jp

研究テーマ
  1. 神経幹細胞を用いた遺伝子導入実験
  2. 脳における微小血管のイメージング解析実験
  3. 神経細胞におけるDNAメチル化解析実験

上記研究テーマに興味がある学生を募集する。実験期間については、上記の期間内で相談に応じる。研究テーマ1では幹細胞の培養技術と遺伝子導入手法を、研究テーマ2では脳切片を用いて血管特異的に光る蛍光タンパク質を顕微鏡解析する手法を、研究テーマ3では神経細胞におけるエピジェネティックな解析手法を学ぶことができる。サマープログラムの最終日には、学生は研究結果を当研究部門のラボミーティングで発表するので、パワーポイントを用いたプレゼンテーションの手順も学ぶことができる。


<チャネル病態生理部門>研究代表者:御園生 裕明

実施場所快風館
期間8月10日〜9月14日
受入可能人数1名
お問い合わせ先hmisono@mail.doshisha.ac.jp

研究テーマ
イオンチャネルがどのように神経細胞の電気的興奮性を制御し、その異常がどのような病理を引き起こすか。電気生理学(パッチクランプ法)を用いてのチャネル機能の解析と、蛍光イメージング手法を使ったチャネル分子の動態解析を主に行う。実験期間については、上記の期間内で相談に応じる。


<神経発生分子機能部門>研究代表者:元山 純

実施場所快風館
期間8月10日〜9月14日
受入可能人数3名まで
お問い合わせ先jmotoyam@mail.doshisha.ac.jp

研究テーマ
  1. 生後のマウス新生児に対する虐待による脳の発達への影響の解明
  2. 生後の味覚体験が味覚認知機構成立過程に与える影響の解明
  3. Shhシグナルによるマウス胎児大脳皮質神経幹細胞の発生制御機構の解明

上記テーマに興味がある学生を募集する。夏休み中の1ヶ月から2ヶ月の短期間なので、実験のメニューとスケジュールについてはこちらで準備する。実験期間については、上記の期間内で相談に応じる。実際に行う実験は、テーマ1、2についてはマウス新生児を、テーマ3ではマウス胎児を材料とする。基本的な実験動物の取り扱いから、麻酔、解剖、脳の摘出から組織学的解析(組織染色、免疫染色、in situ hybridization等)、解析結果の顕微鏡による記録について指導する。また、研究結果の報告を当研究室のセミナーにて実施予定なので、プレゼン指導も行う。短期間だが実際に手を動かして研究の面白さを体験することを望む。
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