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他研究科・学外機関との連携

 生命医科学研究科、理工学研究科、神学研究科、心理学研究科における関連部門との連携を図り、科目提供、共同研究を通じて連携を強め、教育・研究を充実させています。
 具体的には、生命医科学部・生命医科学研究科との連携により、細胞学や分子生物学を基にした神経細胞、グリア細胞等の機能解明に向けた共同研究の推進や授業等での協力体制の構築が既に図られています。また、生命医科学部・生命医科学研究科では、細胞の環境ストレス応答、神経変性、視覚機能発達、脳画像解析等の分野で活発な研究が行われており、本研究科との共同研究や合同の研究会等を通して、より多面的な脳機能の理解が期待されます。
 理工学部・理工学研究科が実施する新しい機能分子の開発、現象やシステムのモデル化・定式化、ロボットに代表されるメカトロニクスの開発研究においては、本研究科で得られる脳のメカニズムに関する基礎知見を融合させることにより、創薬や脳機能測定法、ブレイン・マシン・インターフェース技術の開発等を促進し、よりよい社会づくりや経済波及効果が期待できます。
 さらに、人間の認知、行動、知識、感情を研究の対象とする心理学との連携により、動物行動実験を基にした認知機能の発達過程解明に向けた研究の推進が望まれます。心理学研究科では乳幼児の発達、摂食行動の制御、脳内報酬系等の分野で活発な研究が行われており、将来的に本研究科との共同研究や合同の研究会等を通して、より多面的な脳機能の理解が期待されます。
 神学研究科とは、脳科学を巡る生命倫理や社会倫理の諸課題を整理し、視野を広げる授業科目を共同で開設しています。  また、学外機関とは連携大学院の実施をしています。

他研究科との関係図
脳科学研究科 教育の特色
カリキュラム(修了要件・設置科目)
他研究科・学外機関との連携
修学モデル