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脳科学研究科神経計算部門の大学院生・保坂祐輝さん、稗田健美さん、松井鉄平教授らの論文が Frontiers in Neural Circuits誌に掲載されました

2025年3月24日 更新


脳は外界からの刺激が無く安静にしている状態でも活発に活動しています(安静時脳活動)。これまでの研究では、この安静時脳活動から認知症等の診断に関わる有用な情報を読み取るためのデータ解析手法が多数提案されてきました。しかし、これらの解析手法が安静時脳活動のどのような特徴を捉えているのかは多くのケースで不明確です。
本研究では近年注目されている安静時脳活動の解析手法であるエネルギー地形解析に着目し、エネルギー地形解析が安静時脳活動データが持つどのような統計的性質を捉えているのかを明らかにしています。
本研究は群馬大学情報学部(地村弘二教授)との共同研究として行われました。

論文情報
論文タイトル:"Surrogate data analysis of energy landscape analysis applied to resting-brain activity."
著者:Yuki Hosaka, Takemi Hieda, Ruixiang Li, Kenji Hayashi, Koji Jimura, Teppei Matsui
https://doi.org/10.3389/fncir.2025.1500227