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脳科学研究科神経再生機構部門の蘇武佑里子助教、大学院生・伊藤和さん、Edward Uyさん、金子奈穂子教授らによる論文がiScience誌に掲載されました
生後の脳では、脳室下帯と呼ばれる領域で、新生ニューロンやオリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)が産生されます。脳が傷害を受けると、これらの細胞は傷害部へ移動し、組織の修復や機能回復に寄与することが知られています。
本研究では、傷害部に向かって移動するOPCが、移動能力の高い新生ニューロンと接触することで、より効率よく移動するという新たなモデルを提案しました。また、OPCと新生ニューロンの接触部に、非連続で動的な接着結合が形成されることを見出しました。
本研究は、傷害を受けた脳において、異なる種類の新生細胞が連携しながら移動する仕組みを明らかにしたもので、脳が本来備えている再生能力を引き出す新たな方法の開発につながることが期待されます。
本研究は、名古屋市立大学大学院医学研究科の澤本和延教授、橋本真耶佳先生、久保山和哉助教、順天堂大学医学研究科の赤澤智宏教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科の芝田晋介教授、京都大学医学研究科の竹林浩秀教授、慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの岡野栄之教授、University of ValenciaのVicente Herranz-Pérez准教授との共同研究として行われました。。
【論文情報】
論文タイトル:”Dynamic interactions with neuroblasts promote oligodendrocyte progenitor migration to injured cortex”
著者:Yuriko Sobu, Nodoka Ito, Edward William Ko Uy, Mayaka Hashimoto, Kazuya Kuboyama, Chihiro Akazawa, Shinsuke Shibata, Hirohide Takebayashi, Hideyuki Okano, Vicente Herranz-Pérez, Kazunobu Sawamoto, Naoko Kaneko
| 関連情報 | https://doi.org/10.1016/j.isci.2026.117318 |
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